生まれ年のワインを飲むときの注意点-生まれ年のワイン・誕生年ワインのプレゼントはココがお勧め!

生まれ年のワインを飲むときの注意点

●年代を重ねたものがおいしいとは限らない

生まれ年ワインは記念年と並んで、プレゼントとして人気があります。

気分的にも誕生年に製造されたという特別感があるのが人気の理由です。

長い時を経たものはさぞかし美味しいだろうというイメージがあり、何年物の逸品と時が経てば経つほど良いものになると想像されがちです。

しかし、それは実は大きな間違いなのです。

年を重ねるごとに味が複雑になり風味を増していくというタイプと、年を重ねていくと朽ち果ててしまうタイプとがあるのです。

長期熟成向けに醸造されているかどうかによって大きく異なるのです。

単純な見分け方は、一般的に価格の高いものは長期熟成向きと判断できます。

一定の年を重ねると、香りや味の複雑さが出てきます。

それでも、長ければ長いほど良いというわけではなく、品種ごとの飲み頃の判断が必要です。

低価格のものは長期熟成を考えて醸造されていませんので、保管状態にもよりますが、時を重ねるほどに酸味が立ってきてむしろ味が落ちてきます。

お酒にはアルコール分がありますので腐ってしまうことはありませんが、劣化はしてきます。

このタイプの日常消費用のものは、早く飲み切ってしまった方が望ましいのです。

なお、保管は16℃の温度が最も適温であると言われています。

●古いものには甘いタイプがある

特に赤ワインの長期熟成タイプは、熟成によって気品のある重厚な香りになります。

これがヴィンテージと呼ばれるものですが、一般的に20年以上のものが高級品と言われて値段も比例してきます。

生まれ年ワインなのですから、誕生年から20年というわけです。

長期熟成商品は万単位で値段も跳ね上がるのですが、生まれ年ワインは数多く存在し、価格も5000円くらいのプレゼントに相応しい価格帯のものもあります。

特に甘口のものは、長期熟成用に醸造されているものが多く存在します。

そこで見分け方の注意点を紹介します。

甘口には、天然物と貴腐物と2種類があります。

天然物は、ヴァン・ドゥー・ナチュレルやVDNなどの表記があります。

ヴァン・ドゥー・ナチュレルとは、ブランデーを加えてアルコール度数を上げて造られます。

製造過程ブドウが発酵し始めたときにアルコール分を足すことで発酵が止まり、なおかつ糖度が上昇したことで保存に耐え得るようになるのです。

実は生まれ年ワインと名のついた商品の大半はこのタイプなのです。

貴腐物は製造過程で貴腐菌という菌が付着することで、糖度や芳香が豊かな製品です。

デザートワインとも呼ばれ、蜂蜜のような甘みがあるのが特徴です。

貴腐物はプレゼントとしては値段は張りますが、間違いのない長期熟成の正統派と言われています。

●ヴィンテージワインの抜栓の注意点

ヴィンテージワインは、種類や生産者によって熟成のしかたや、ラベルを貼るタイミングや、再コルクの有無など様々な違いがあります。

抜栓する際にはいくつか注意点があります。

まずは、ボトルの液面の高さを見ることです。

液面は熟成年数が長いほど下がってきます。

理由はボトルを寝かせて保管するのでコルクが液体を吸収することと、温度や湿度の変化によってコルク内の圧力が変化してコルクが膨張と収縮を繰り返すことでわずかな隙間ができそこから水分が蒸発することによって起こります。

古いワインのコルクはとてももろくなっています。

これはむしろ古酒ならではの特徴なのです。

抜栓をうまくやらないとスクリューを差し込んだ際にボトルの中に落下したり、引き上げる際にコルクが砕けて瓶の中にコルクの下部が残ってしまったりしてしまいます。

スクリューの使い方のコツは回しこんだ後ゆっくりと引き抜くことと、数回に分けて少し引き上げたら数秒休むを繰り返すことです。

次に、ラベルやフォイルの損傷や汚れです。

貯蔵庫では湿度70%以上で保管されますが、長い保管期間で発生するのです。

この汚れや損傷は退廃美ともいえる芸術的な美しさです。

これが生まれ年ワインの良さの1つなのです。

飲むときに拭き取れば何の問題もありません。

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