生まれ年ワイン・誕生年ワインの扱い方や飲み方

生まれ年ワイン・誕生年ワインはヴィンテージワイン!

★☆★ ヴィンテージワインってなに? ★☆★

生まれ年ワイン・誕生年ワインはヴィンテージワインの部類にはいります。

ところでその昔、ポリフェノールが健康や美容に良いとされて赤ワインが流行った時代もありました。

毎年のようにボジョレー・ヌーヴォーが12月に解禁されると、多くの人々が飛びついています。

でも一時の流行ではなく、本当にワインが好きな方であれば、ヴィンテージワインを選ぶことでしょう。

ワインの世界にはテロワールといった表現があります。

それはブドウが栽培される場所の風土や気候、そして土壌など、原料となるブドウを取り巻く様々な環境を指しています。

良いワインとはテロワールを表現しているものと言われ、それぞれ個性を持つことが大切なのです。

ヴィンテージワインと言うと、長く熟成されてプレミアの付いたものというイメージがあると思いますが、実は違うんですね。

ヴィンテージはブドウの収穫年を指し、すなわち収穫年が限定されているということなのです。

ラベルを見て、「2000」など数字が書かれているなら、それはヴィンテージワインです。

その年に収穫されたブドウがワインに作りかえられて、我々の元に届けられています。

生産国の規格さえ満たしておけば、ヴィンテージを表記することは出来ます。

なので年代ものだけでなく、2018年のヴィンテージワインだって存在するのです。

ちなみにヴィンテージとは英語、フランス語だとミレジム、イタリア語はヴェンデミーアと言います。

新鮮さがウリのボジョレーと違って、ヴィンテージと言えば長く置かれたものが良いとされます。

それだけでなく、年ごとに「出来が良い・悪い」があるので、何年に作られたかというのは、選ぶ際の重要なアイテムなのです。

たとえ同じ果樹園で育てられたブドウを使い、同じように製造したとしても、天候は毎年違いますから成熟度も変わってきます。

その結果、ワインの味にも大きく影響を及ぼすことになるのです。

またカベルネ・ソーヴィニヨンは世界各国で生産されていますが、フランスのボルドーワインの中でも様々な味が生まれますし、ましてやチリ産やカリフォルニ産となったら、さらに大きく違う個性を持っています。

様々なワイナリーで作られているヴィンテージワインですから、同じ年であっても作る地域の天候は異なります。

各地域で当たり年は異なるので、注意しなければなりません。

それからたとえ当たり年であっても、それを醸造する知識や技術が未熟な職人に当たってしまったら、、せっかくのブドウの良さが活かしきれないままに終わってしまいます。

逆に、出来の悪い年であっても造り手の技で美味しい物に生まれ変わることだって有るので、必ずしもそれだけに頼るわけにも行きません。

自然を開いてとする農作物、それを作り出すのも機械ではなく人の手が大きくかかわっているからこそ、ヴィンテージワインというのは生み出されます。

★☆★ ヴィンテージワインの選び方は? ★☆★

ヴィンテージワインが、日本の我が家の食卓に並ぶというのは楽しいことです。

素晴らしい職人の元で作られたワインを選ぶことができれば良いのですが、そういったものは多くの人とが求めるので、品薄だったり高かったりして、私達庶民には中々手に届かないものです。

そんなヴィンテージワインを気軽に求めるなら、当たり年に絞って選ぶという方法があります。

でも一口に当たり年と言っても、同じ年に作られたワインはいろんな国やいろんな地方で作られているので、すべてが美味しくなるというわけでもありません。

逆に地方を絞ってから当たり年を当てはめると、選びやすくなります。

愛好家であればそれでも良いのでしょうが、私たちの楽しみ方は記念日を元に選ぶと楽しくなるのではないでしょうか。

何十年・何百年も前から毎年世に送り出されてきたヴィンテージワインを、あなたの生まれた年や結婚をした年など、記念となる年度が刻まれている製品…すなわち生まれ年ワイン・誕生年ワインであれば、よっぽど古いものでなければ必ず見つかるはずです。

例えばお子さんが生まれた年のものを20歳になって大人の仲間入りした年に、一緒に開けてお祝いするというのは粋な演出です。

結婚した年のものを10年目・20年目と区切りで飲むようにして、その熟成されていく味の変化を楽しむことだって出来ます。

お洒落な演出に生まれ年ワイン・誕生年ワインは、きっと華を添えてくれることでしょう。

ギフトとして贈る時にも、ヴィンテージワインであればその年度を大切に思ってくれていることが伝わり喜んでもらえるはずです。

利き酒なる言葉もありますが、ヴィンテージワインで違いを楽しむのも面白いです。

わざと当たり年とそうでない時のもの、両方を用意して飲み比べるのです。

その時にはもちろん、同じ産地で同じ農園にて作られたものにしなければなりません。

ワイン作りというのが自然を相手にしていることがよく分かります。

ブドウ自体の熟成度が違えば美味しさも全然違ってくるのです。

ヴィンテージワインの取り扱い方によって、選び方の基準は異なります。

時を楽しむことが出来るので、飲みながらその年度にあった出来事をもう一度思い出して、感慨にふけってみるのもたまにはいいですよね。

★☆★ 生まれ年ワイン・誕生年ワインの扱い方は? ★☆★

長年熟成された古い生まれ年ワイン・誕生年ワインは特に繊細になっているので、取り扱い方法に注意して美味しく頂きたいものです。

ギフトとして、あるいは自身で買ってきたとしても、運搬時に振動が与えられてしまっているはずです。

そのまま飲んでは澱が入って美味しくありません。

2週間から3週間は寝かし、落ち着かせた上で、ボトルを静かに扱いながらグラスに注ぐようにします。

ギフトとして届けるにしても、少なくとも1ヶ月程度前には贈っておくことです。

ワインはずっと呼吸し生きているので、置き場所に関しても、温度や湿度・光など考えて適した場所に保管するべきです。

適切な場所に置いておかなければ、品質の劣化や酸化・液漏れなどが発生してしまいます。

おすすめは温度変化が少なく、涼しくて光が当たらないところで、振動がない空間がベストです。

ワインセラーがあるに越したことはないですが、無いなら冷蔵庫に入れておくのが良いでしょう。

臭いも移ってしまう可能性があったりするので、念のためキムチなどは別へ移し冷蔵庫整理もしておいた方がいいかもしれません。

床下収納や押入れも光は当たりませんが、特に夏場だと温度が高すぎて劣化してしまいがちです。

やめておいほうがいいですね。

日頃からワインをたしなんでいる方や、生まれ年ワイン・誕生年ワインを手に入れてそれを何年もかけてゆっくりと楽しんでいきたいという方であれば、ワインセラーの購入をおすすめします。

古いワインのコルクの栓は非常に繊細に変化していて、壊れやすくなっています。

電動で簡単にできるオープナーなどの使用は控え、しっかり自分の手を使って慎重に開けたほうが良いでしょう。

もしも誤って瓶の中に入ってしまった場合、せっかく下に沈殿した澱がまた舞い上がります。

澱とは熟成して行く中で発生する、渋味などの成分です。

澱があるということは長期熟成された証なので、新しいワインには決してありません。

人体に影響を及ぼすようなことは無いものの、口に入れると決して美味しくはありません。

せっかくですので、美味しくいただくには少しでも澱が入らないようにすることです。

最後まで飲みきるのではなく、ある程度瓶の底に残ったところで注ぐのはフィニッシュです。

★☆★ 生まれ年ワイン・誕生年ワインの美味しい飲み方は? ★☆★

古いワインは複雑に香りや味が入り混じっています。

これらを感じ取るには、やはり経験がものを言います。

いきなりヴィンテージワインに挑戦しても良いですが、舌がしっかりいろんなワインの味を覚えるように経験を積んでおくと良いでしょう。

そしていよいよ開栓です。

コルクだって、無理に開けようと頑張っているとどんどんボロボロになって大変なことになります。

20年も時を経ると、コルクは緩くなっています。

またワインの延命を目的として、蔵元やワイン商・ネゴシアンの元でリコルクされていることもあり、それをリコルクと言います。

コルクを抜いた直後には、酸っぱさや渋味が際立つこともあるので、化けるためにも空気との接触が必要となります。

できればグラスにもこだわりたいものです。

厳密にいえば、カベルネ・ソーヴィニヨンのように渋みがしっかりした赤には、口のすぼまりが緩やかで少し大ぶりのもの。

ピノ・ノワールのように酸味のしっかりした赤には口径がすぼまった大ぶりなグラスを。

こってり・まろやかな白には口径が広がっていて大ぶりな形状がお勧めです。

もちろんここまでこだわらなくても、生まれ年ワイン・誕生年ワインは空気を混ぜることで香りや味を楽しめるくので、いずれにしろ大ぶりのグラスを用意しておくと良いです。

そしてグラスに少量だけ注いだら、ゆらゆらと前後させてあげるといいですね。

この動作はワインを飲む姿として思い浮かべると思いますが、単にお洒落だからというのではなくきちんと意味があるのです。

大きなグラスで気長に待ちながら、時に試飲をして美味しくなる…すなわち開く時を待ってください。

これまでにも何年・何十年と待ち続けてやっとあなたの元へとやってきたワインなのですから、そんなに簡単には心を許してくれないわけです。

待ち時間は思い出話を楽しむための余白と考えて、寛大な心で接するのが生まれ年ワイン・誕生年ワインに対する心得です。

家庭で気軽に楽しむ場合、チーズや長期熟成生ハムなど料理がピッタリだとワインの旨さを存分に引き出してくれます。

ただしチーズは白カビ、青カビ、クリームチーズ等々とにかく味の種類も豊富で、場合によってはワインと反発することもあるので注意が必要です。

チーズ専門店のスタッフさんって、とにかく皆さんチーズとワインが大好きな人たちなので、お店の人と相談しながら購入すれば失敗はありません。

またレストランで生まれ年ワイン・誕生年ワインをいただく時は、プロであるシェフやソムリエに相談すると良いでしょう。

ここはお店の実力の見せ所ですから、喜んで応対してくれるはずです。

どういった記念日なのかや食の好みに予算など情報をしっかり伝えておけば、失敗することもありません。

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